2010年1月26日火曜日

社労士による労務管理アドバイス

1月25日(月)のハンズオン研修では、支援対象の「登別自然活動支援組織モモンガくらぶ」さんのご要望もあり、社労士を交えた専門的なアドバイスを行わせて頂きました。

1,自治体からの受託事業が増加し、事業遂行のための職員の労働条件(主に賃金面)をどのようにするのが良いか、人事管理上のことも踏まえてアドバイスが欲しい。
→一人の職員がいくつかの事業を掛け持ちすることが予想されるとともに、サポート的に事業に係わる職員も出てくる可能性があるので賃金レベルは合わせておいた方がいい。
仕事の重要性や責任度合により手当として通常賃金に上乗せ支給することで検討したらどうか。事業の一部は再委託も検討できる。

2.当法人は自然活動支援を主目的にしており、それ以外の委託事業や活動はしづらい状況になってきている。将来的にどのような方向が考えられるかアドバイスが欲しい。
→自然活動支援に限らずさまざまな事業を受託するための窓口となる別法人を立ち上げたらどうか(事業協同組合のようなイメージ)。

3.今後の労務管理も見据えた就業規則の制定を考えている。
→現状の就業規則をNPOサポートセンターと社労士で点検し、修正箇所等のアドバイスを行っていく。